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最後の日曜日

「あふれるばかり感謝しなさい」(コロサイ二の七)。

一年の最後の日曜日に、次の大和チャペルへの移転等の参考にするためにアンケートのご協力をいただいた。ありがとうございました。これからもどしどしご意見を述べてください。よりよい教会を築きあげていきましょう。

アンケートを作成してくださった方が、最後の項目に「牧師先生に対する感謝のことばを―」をのせられた。

一年の最後ということもあったからか、ほとんどの兄姉から、特にまだ洗礼を受けておられない兄姉からも、身にあまる感謝のことばをいただき牧師は、ひとり書斎で涙した。ほんとうにありがとう。心から、みなさまの感謝のことばに対して感謝を申し上げます。

私は本当に幸せな牧師だなァーと思った。日本人は、感謝の表現がヘタな国民といわれる。感謝をどう表わしてよいか分からない人が多くいる。

アンケートというスタイルではあったが、牧師への日頃の感謝の気持ちを表わしてくださって感謝感激であった。

命がけ、殉教覚悟で宣教牧会にたずさわるのは献身した伝道者としては当たり前のことではあるが、愛する信徒の諸兄姉から、理解され、励まされ、愛と感謝のことばをかけられるとやはり、うれしいもの、内から力がわいてくる。

こんなことばもありました。「大川先生、本当にことばに尽せない程感謝しております。もっと早く座間教会に導かれていたら、などと思いますが、これもすべて神様の最善のお導きであったことと思います。召される日まで、神様をさんびしつづけてゆきたいと思います。よろしくお願い致します。」

外で苦労して座間教会に加わられたかたは、特に座間のすばらしさが分かるようである。どちらも感謝。新しい一年を、感謝をもってスタートできることは、何と感謝なことであろう。感謝。

一九九二年一月五日

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