ヨハン・セヴァスチャン・バッハについて耳にしたことのない人はいない。
18世紀最大の作曲家。
クラシック音楽とくに宗教曲に関して
彼を抜きに音楽を語ることはできない。
そのJ.S.バッハが通い、礼拝を捧げ、実に27年間に渡って音楽監督を務めた

聖トーマス教会(ドイツ・ライプツィヒ)から合唱団をお迎えして

クリスマスコンサートがなされる。(マタイ受難曲の初演がなされたのはこの教会)。
これ以上、豪華なコンサートがあるだろうか?

前日は東京オペラシティで公演をする彼らが、この教会を演奏会場に指名してきた。

やはり教会の合唱団である。

アーレン・オルガンの独奏もなされる。

このチャンスはライフタイムのものであると思う。



聖トーマス教会合唱団 クリスマス・チャペル・コンサート

日時: 12月3日(水)
場所: 大和カルバリーチャペル
チケット: 2500円
  (販売開始は10月27日)
チケットの完売は必至です。是非お早めにご購入下さい
予約: 046−200−1010


ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団
Thomanerchor Leipzig

ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団は、ライプツィヒの街自体の歴史にほぼ匹敵する
長い伝統を誇る合唱団である。

歴代の著名なトーマス・カントル(聖トーマス教会の音楽監督)には
多くの有名な指揮者が含まれるが、
ヨハン・セバスティアン・バッハは1723年から1750年に没するまでの27年間、
15代目のカントール(音楽監督)を務めた。
彼は聖トーマス教会合唱団に対し、最高の音楽を要求し、
ヨーロッパ屈指の合唱団へと育て上げた。

バッハ不滅の名曲といわれる<マタイ受難曲>もかつて 
この聖歌隊によって、その本拠地ライプツィヒの聖トーマス教会で初演されている。


バッハがこの合唱団の指導にあたったのは既に200年以上も前のことであるが、
ここでは今もなお、彼の不滅の名曲が歌い継がれている。

合唱団員は、伝統的に彼らが愛着をこめて「カステン」(箱)と呼ぶ寄宿舎で、
様々な年齢によって構成される10から12名ずつのグループに分けられ、
共に生活し、学校へ通う。

下級生の教育に上級生を参加させるシステムは、長い歴史によって培われたものである。

このシステムを通して少年達の中に、互いに助け合う精神や個人責任の念がめばえるのである。


同合唱団は、国内外でのコンサート・ツアー、ラジオやテレビへの出演および録音などを
活発に行っており、それらを通してその高い音楽性を証明している。

こうした多岐にわたる体験が合唱団の生活と音楽活動の理想的な共同体を形成し
伝統を守っている。

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